海外で働いてみたいけど、生活も全然違うし大丈夫かな。。。
心配事がたくさんあって踏み出せない!
そんな悩みをお持ちの方々へ、メキシコへ転職して4年目に突入した私の体験談をお話しします。
就職を決める前の私は、メキシコの日系自動車部品メーカー(最終的にここに就職することに)と、青年海外協力隊に再度応募するか(1年前に一度不合格を経験していました)で悩んでおり、2つの選択肢の良い点、悪い点を書きあげて比較していました。
その時、メキシコ就職の悪い点としてあげていたことが、実際に住んでみてどうなったか、ひとつひとつ見ていきます。
メキシコ転職前に心配していたこと、実際に来てみてどうだった?
お金が心配
お給料は応募要項に明示されていましたが、生活費がよくわからず、最低限の生活になってしまうのか、貯金ができるのか心配でした。当時は26歳だったので、ある程度の貯金は始めていきたいと思っていました。
結論→十分な生活はできる。貯金ができるようになったのは2年目から。
生活費がお給料を超えてしまう、ということはありませんでした。しかし1年目は何かと身の回りのものが必要になります。さらにiPhoneの購入や、ペルー・ボリビアへも旅行したので、旅行の一部は日本の貯金を崩す必要がありました。
2年目以降は徐々に貯金が貯まるようになりました。
仕事のがんばり様や成果によってはお給料もあげてもらえるし、メキシコ国内での転職を考えているのなら、現状より高めの金額を提示すれば、収入自体をあげることもできます。なにせ日本語人材が枯渇しているメキシコなので、そのあたりは日本よりも簡単にできると思います。
治安が心配
就職候補地はモンテレイ。この街は、数年前までは外務省の危険度レベルが2でした。自分の中でもティファナは危ない、というイメージがあって、そのティファナの近くだと思っていたので(メキシコ北部のあたり、というだけで実際は遠いことがわかりました)、単身での渡航に不安がありました。
結論→在住4年目ですが危険な目に遭ったことは一度もない
幸い、この3年間で危険な目にあったことは一度もありません。
もちろん最低限のことは気をつけています。
夜はひとりで歩かない、タクシーでは寝ない、等。。。危険な匂いのする遊びには近づかないようにもしています。
そのおかげか、渡墨から一度も危ない目に遭ったことはありません。
もちろん周りではよく聞きます。車に置いておいたパソコンを盗られた、家に盗みに入られた、等。
安全対策についてはまた別で記事を書こうと思います。
日本人コミュニティの狭い世界に疲れてしまわないか
自動車部品メーカーの工場に就職したのですが、日本では製造業に関わったことがなかった為、工場というところが想像できませんでした。また、モンテレイがどんなところかもいまいちわからなかったので、周りはメキシコ人ばかりで、日本人は3,4人しかいない狭い世界の中で人間関係に苦しむことはないだろうか、と悪い妄想をしていました。
結論→問題なし。ある程度日本人コミュニティに所属しておいた方が精神的に楽。
人間関係に関しては苦はありませんでした。日本人は会社に10人以上いるし、近すぎず遠すぎない距離を保てています。今働いている会社以外にも、モンテレイには約60社ほど日系企業が進出しており、会社以外でも日本人の友人ができました。もちろんメキシコ人の友人も社内・社外問わずできました。 狭いコミュニティで息苦しい、なんてことは全くありませんでした。
以前オーストラリアに住んでいた時、2か月だけ、日本人の全くいないところで生活していましたが、その時の日本語会話の恋しさと言ったら。正直全く日本語で話ができないというのは辛かったです。ですが、メキシコでは日系企業で働くことによって、日本人とのつながりがあります。特に最初のうちは、スペイン語もままならない状態だったので、日本語でいろいろ聞ける相手がいてとてもよかったです。
自動車部品という業界に興味が持てるだろうか。
私は生粋の文系で、自分の好きなことしかできないタイプなのです。ですが、メキシコでは自動車部品メーカーに就職しました。製造業という仕事にもあまりピンと来てさえもいなかったので、業界に興味が持てず、仕事が嫌になってしまうのが心配でした。
結論→未だに自動車部品に興味はないけど、それを上回るスペイン語上達への興味で楽しく働いている
いまだに仕事上で出てくる単語は日本語で聞いても意味のわからないものばかりだし、調べよう!という気も正直に言うとあまり起きません。ですが、「この日本語、スペイン語でなんて言うんだろう!」という「スペイン語上達への興味」はとても強いので、それによってモチベーションを継続できています。
私も製造業ってよくわからないから不安!という方はこの記事を見てみてください↓
ひとりで孤独にならないか。
留学や青年海外協力隊で行けば、友達やホストファミリーがいて、楽しい生活を送ることができるし、何より安心感があるだろうけど、会社に就職するとなると、面倒を見てくれる人が決まっているわけじゃないし、ひとりぼっちになってしまわないかな?と思っていました。
結論→全然問題なし。メキシコ人はお世話好き。頼ったら助けてくれる。
こればかりはまったくもって心配無用でした。
メキシコ人は話をしたあとも何かにつけて、何かあったらいつでも言ってね、と声をかけてくれるし、実際にみんな笑顔でニコニコしているので頼りやすい雰囲気があります。
私の場合はさらに、会社の日本人の方々が本当に皆さんいい人で、何から何までサポートしてもらいました。日本から離れた異国の地に住んでいる者として、新人が困ったことがないよう色々と助けてくださいました。
ということで、メキシコに来る前に心配していたことは全て、いい意味で無駄な心配に終わりました!
実際に行ってみないとわからないことってたくさんあるので、もし今海外就職に悩んでいるのなら、変に心配しすぎるより、得られるものに目を向けてみるのもいいかもしれません!
どうでしょう?メキシコで働きたくなってきましたか?
働きたい!という方は早速求人を探して応募してみましょう!下記記事を参考にどうぞ。↓
求人情報を探す時は、給与だけでなく福利厚生も大事です。福利厚生の有無で、生活のゆとりも大きくかわってきます。↓
皆さんの海外生活が楽しく有意義になる事を願っています。
では、また〜。
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