スペイン語の勉強をしたい!と思ったら、まず初めに用意するのはスペイン語の勉強本ですよね。
スペイン語の教材は英語ほどたくさん種類はありませんが、学習したい内容に合わせて、自分に合ったものを選ぶことで、勉強が続きやすくなります。
今回は私がスペイン語を勉強するのに実際に使った本をご紹介します。
本で勉強するのはあくまで基礎だけ!そこからは当たって砕けろ!
本の紹介に入る前に。
私のスペイン語勉強における、本の使い方をまずは説明しておきます。
私が勉強に使った本の詳細はこれから紹介しますが、基本的には3冊のみです。
単語本1冊、会話(・文法)1冊、構文1冊の計3冊です。
(その他、試験対策の教材もご紹介していきます。)
この3冊で基礎を勉強し、そのあとは実際に生活上で出会った単語、文法を出会った時に調べていく、というやり方でした。
もちろん人によって勉強方法は様々ですが、私の場合、「勉強するぞ」と机に向かって勉強するのがあまり得意ではありません。なんとか楽しく、気づいたらスペイン語を覚えていた!というのが理想形です。
なので基礎のみ勉強し、あとはメキシコ人と話したり、本を読んだりドラマを見たりする中ででてくるわからない単語、文法をその都度覚えるという方法でやってきました。
その方が、実際にどういう文脈で使われているか感覚がわかるし、例えば本やドラマだったら同じ単語が何度も繰り返し使われたりするので、自動的に復習もできます。
それではここから実際に私が使ったスペイン語の本を紹介していきます。
スペイン語の勉強に役立つ本
単語『CDブック これなら覚えられる! スペイン語単語帳』
基礎単語を覚えるなら『CDブック これなら覚えられる! スペイン語単語帳』!
私がスペイン語を学習し始めた時は、とにかくこの単語帳一本に絞って単語を覚えまくりました。
基本会話に必要なスペイン語単語が例文つきで載っているので、どういった状況や文法で使うのかも勉強することができます。
赤と黒の印刷で、文字も大きく、大事なところがわかりやすく書いてあるので、見ていても辛くないのもおすすめポイント。白黒の小さい文字が並んでいる本だと、つまらなくて眠くなっちゃったりしませんか?
この本に出てくる単語の大半を覚えれば、基本会話は問題なくできるようになります。
会話『スペイン語がびっくりするほど身につく本』
会話の教材ですが、この本では次の3つをまとめて学ぶことができます。
- スペイン語の基本会話
- スペイン語の基礎の文法
- スペイン語の基礎単語
左ページに基本の会話文が紹介されており、それをベースに、その文章に関連する文法や使える単語を右ページで解説してくれています。
会話文をまるまる暗記するのではなく、文法を含めてどうしてそういう言い方になるのかを解説をしてくれるので、効率よく覚えられます。
私はこの本には、特に文法面でお世話になりました。
文法に特化した教材を使ってコツコツ「勉強」するというのが苦手な方には、イラスト付き、カラーで使える会話文から派生して文法も覚えられるので一石二鳥です。
他に文法の教材は持っていなかったので、日常でわからない文法がでてくるとまずこれを確認していました。(基礎の文法はカバーできていますが、ここに載っていない中級以上の文法で疑問がある場合はインターネットで検索していました。)
文法『スペイン語作文の方法 構文編』
言わずと知れたスペイン語学習者が一度は名前を聞いたことがある本。
スペイン語の基本となる構文が紹介されており、その構文を使った例文が紹介されています。
これを完璧に勉強すればものすごい力がつくこと間違いなし。
わたしの勉強法は、付属のCDを使って、ランニングや運動をしつつ構文例をひたすら聞いて覚える。そして、机に座って、日本語だけを聞いて、覚えたスペイン語の構文を書く、という練習をしました。
結果、簡単な構文はこのおかげで覚える事ができました。
また、例文も割と日本よりなので、スペイン語検定に出てきそうな単語のチョイスです
- 出生率:La tasa de natalidad
- 農林水産省:El ministerio de agricultura silvicultura y pesca
など….
スペイン語検定ってこういう単語がよく出てくるの?特徴をおさえておきたい方はこちら↓
この教材に出てくる構文全てをすらすらと書ける様になればDELE C2も受かるだろうな、というレベル感です。
ですが、きちんとしたスペイン語を覚える必要がない人はスルーしてもオッケーです。
ここで紹介される構文は全てスペイン語の基本・基礎となるものです。構文自体つくりは単純なものでも、この教材の例文がとにかく難しい、というか固い例文なのは否めません。
ちなみに私は使ったことはないのですが、この本の『表現編』もセットで勉強している人が多いようです。↓
スペイン語検定 『スペイン語技能検定 合格への手引き 』
ここからはテスト対策本をご紹介します。
まずはスペイン語検定の対策本です。
スペイン語検定の対策としては、これでスペイン語検定合格!独学での勉強方法【出題特徴を教えたもん勝ち】にも書きましたが、NHKニュースなどを聞くのがおすすめ。
それと合わせて、この問題集を解き、ここに出てくる単語を覚えるのがよいです。
DELE『El cronómetro』
次はDELE対策。DELEのC1レベルに関しては、下記の記事で回答のコツをご紹介しています。↓
でもやっぱり、大事なのは問題形式に慣れること。上記記事でご紹介したポイントをおさえながら、ひたすら過去問を繰り返して感覚をつかみながら、ポイントを実践するのが重要になってきます。
DELEの教材を出している出版社はもう1社 “edelsa”があるのですが、そちらは問題集本体と回答が別売りになっており、回答のほうを買い忘れたり、カフェで勉強するのに回答だけ持っていき忘れたりするリスクがあります(私だけ?)
なので私は、上記でご紹介している”El cronometro”派です。
いかがでしたでしょうか?
教材をうまく使って、スペイン語を楽しく学んでいきましょう♪
教材もいいけど、スマホアプリの方が手軽でいいな!という方には、Busuuがおすすめ!↓
教材はわかったけど、問題はそこで学んだ単語をどうやって覚えるかだよ。。。という方はこちら↓
スペイン語をもっと学びたい!と思ったら
私アンが運営するスペイン語学習事業Avionでは、スペイン語のレッスンや、スペイン語の質問し放題サブスクをご用意しております。
もっとスペイン語を話せるようになりたいな!という方はぜひチェックしてみてくださいね!
では、また~。
コメント
こんにちわ
スペイン語勉強初めてこちらのサイトにたどり着きました!
こちらの記事を見て”スペイン語がびっくりするほど身につく本”を購入しました。
明日本が届く予定です。
この本を使って具体的にどうやって勉強されていましたか?
本を読み上げる?書き写す?CDを聞き流す?
色々学習方法はあると思うのですがアンさんがやった学習法を真似てみたいので教えてください。
よろしくお願いします。
komukaiさん
早速購入されたんですね!行動がはやい!
記事にも少し書きましたが、わたしはどちらかというと当たって砕けろで、生活や仕事のなかで出てくるスペイン語を覚えていくタイプなので、
その本に関しては、まずは左側のページに出てくる基本会話の部分をCDで音声を聞きながら自分も読み上げて覚えました。
あとは本やメールなどを読んでいるときにわからない文法がでてきたらその本で調べ、そのついでにその周りにでてくる単語も見ていました!
参考になるかどうかわかりませんが。。
お返事ありがとうございます。
昨日本が届きました。
CDは日本語とスペイン語で収録されてるので本なしでも音声だけでも聞いて勉強できそうだなって思いました!
あとは本やメールなどを読んでいるときにわからない文法がでてきたらその本で調べ、そのついでにその周りにでてくる単語も見ていました!
↑
おそらく今の自分だとこのやり方だと1ページ読み切るのに調べながらかなり時間がかかりそうです笑
CD読み上げ、聞く以外で文法や単語を覚える方法としてどんなことをされていましたか?
ノートなどに書き写したりされていましたか?
書き写しでの勉強はわたしはあまりしていないですね!
単語の覚え方はこちらの記事にまとめたので、こちらを見ていただいたほうが早いかもしれません。
https://anenmexico.com/archives/vocabulary.html
人間って「聴覚優位」と「視覚優位」というタイプにわかれるんですって。それぞれの特徴に合わせた勉強方法のほうが効率がいいみたいです。
わたしはたぶん聴覚優位なので聞いて覚えるのが好きなんだと思います。Takashiさんにも合う方法があると思うので、いろいろやってみて一番覚えやすい方法が見つかるといいですね。
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[…] 「半年でDELE C1を取得した方法」に続き、「半年でDELE C1を取得した時に使った教材」を見てきました。これだけやって、全て頭の中に入ればあとは自然にスペイン語の小説や映画を見ながら文法・語彙を拾っていけば問題ないと思います。ちなみにこの記事は「an en México」さんに感化されて書きました。この場を借りて御礼申し上げます。 […]
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