メキシコの日本企業に就職!①【求人応募から面接まで、実体験を語る】

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メキシコで働きたいなぁ!求人とかは探してみたけど、応募するの緊張するな…実際入社するってなるとどんな感じなのかなぁ。

アン

海外に就職するって、情報が少ないし不安だよね。でも大丈夫!

私が実際にメキシコで就職した時の流れを紹介するから、これで少しはイメージがわくと思うよ!

メキシコで就職。と言っても、日本で電車に乗って実際に会社に行って対面で面接をして。。。という流れとは明らかに違うし、内定が出たの流れも気になりますよね。

ということで、今回はわたしがメキシコの日系企業に就職した時の実体験をお伝えします!

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メキシコの日本企業に就職!【求人応募から面接まで、実体験を語る】

書類審査

書類を用意するパソコン

メキシコの日系企業に就職するためには、まず職探しですね。ここの流れは、日本にある会社へ就職するのと基本的に同じです。

最近はメキシコでの就職に特化した人材紹介会社がたくさんありますので、グーグルで検索すれば情報はたくさん出てきます。気になる求人募集に応募してみましょう。

応募すると、会社の担当者から連絡が来ます。そこで、履歴書や職務経歴書の提出の依頼があります。

ここで注意しなければならないのは、スペイン語での履歴書の提出を求められる場合があるということ。

会社によりますが、私の場合は①日本語の履歴書、②日本語の職務経歴書、③スペイン語の履歴書、の3つの提出を求められました。スペイン語の履歴書は用意していなかったので、焦って自分で作成しました。

スペイン語の筆記試験がある…かも?

これももちろん会社により、恐らくスペイン語のテストを実施している会社は少数派だと思います。

しかし、私の場合はスペイン語の翻訳テストがありました

スペイン語から日本語へ文章を訳す問題が5問、その反対が5問でした。

内容は、その会社で実際に発生したメールや文章の翻訳でした。一般的な内容のものもあれば、専門用語が入っているものもありました。おそらく専門用語まで回答することは期待されていません。基本のスペイン語力を見ていると思われます。

期限は3日ほどもらえたので、インターネットと辞書を最大限駆使して回答を提出しました。

スカイプで面接【一次、二次】

スカイプ面接

スペイン語の筆記試験をクリアしたら、次はいよいよ面接です。

私の場合は、2回面接がありました。

一次面接:面接官は応募職種の担当者(日本人)

一次面接は、私が応募した職種「通訳」として実際に会社で働いている日本人の方が面接官でした。

その方が、応募した時から書類審査や筆記試験などの対応をしてくれていた方でもあります。

指定された時間にスカイプをつなぎ、面接開始。ですが、面接というよりは面談のような内容でした。

履歴書に書いた内容を少し聞かれただけで、その後すぐに「メキシコに来る事や、弊社に入社するにあたって不安なことはありますか?」というような質問をされました。

私のことを評価するというよりは、人柄を見ていたり、メキシコに来てやっていけそうか(入ってみてやっぱりすぐ辞めちゃうような人ではないか)を見ているような感じです。

私からは、治安が心配であることや、製造業で働いた経験がないこと、スペイン語が話せないことを伝えました。

「最後に何か言いたい事はありますか」と言われたので、「スペイン語は話せないけどやる気はだれよりもある」旨を伝えました。

そこで一次面接終了。恐らく20分くらいだったと思います。終始穏やかな雰囲気でした。

ちなみに服装は、スカイプで上半身しか映らないので、白いYシャツを着て面接に挑みました。

スペイン語での面接だったらどうしよう。。。とすごく緊張し、念のためスペイン語での自己紹介のカンペも用意しておきましたが、スペイン語で話すことはありませんでした。

二次面接:面接官は工場長(日本人)

一次面接合格の連絡が来て、その後二次面接の日程を決めました。

二次面接が最終面接で、工場長(いわゆる一番偉い人)とのスカイプ面接でした。

ここでも一次面接とほぼ同じで、私について聞かれることはあまりなく、終始「私がメキシコにくるにあたっての不安や心配を解決するための面談」と言った雰囲気でした。

ここでも最後に言いたいことはありますか、と言われたので、スペイン語はまだまだだけど頑張って勉強するというやる気を伝えました。

内定通知

面接が終わり、確か翌日に結果の連絡が来たと思います。

そこから具体的な渡航の準備や手続き関連に入っていきました。そこに関してはまだ別の記事で紹介します。

アドバイス:会社が求めているのは即戦力か、それともこれから伸びる人材か

これから伸びる人材

これはメキシコで実際に4年働いた今だから感じる事ですが、メキシコでは日本語を話す人材が圧倒的に不足しています。そして企業側もそれをわかっています。なので、通訳という職種を募集しても、実務経験5年以上のバリバリの経験者が応募してくる可能性は低いことは想定範囲内です。

なので、大学でスペイン語を勉強していた実務経験のない新卒応募者や、スペイン語で働いた経験のない中途応募者でも採用される可能性は高いです。

ただ、企業側にも事情があり、どうしても今すぐ即戦力が欲しい、という場合もあります。その場合は、私が受けた面談のような優しい雰囲気ではなく、メキシコ人とのスペイン語での面接があったり、実務の経験などを面接でも聞かれたりすることになると思います。そうなると、経験のない人にとっては厳しいですね。

なので、求人情報から「この案件は即戦力を求めているのか、それともこれから伸びていく人でもいいのか」という事を読み取りましょう。例えば、即戦力を求めている会社は、具体的にスペイン語のレベルを指定していたり、給与の提示金額が高かったり、「即戦力を募集しています」と書いてあります。

まだスペイン語での実務経験がない方は、できるだけ「即戦力を求めていなさそうな企業」に応募した方が、内定率は上がります。

いかがでしたでしょうか?会社によって大きく違いがあると思いますが、メキシコでは日本人を必要としている会社が多いので、入社プロセスはそこまで厳しくないところが多いと思いますよ!

この記事で少しでもメキシコ就職のイメージが持てたら幸いです!

それでは、また~。

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