メキシコに移住を考えてるけど、医療面が心配。。。
特に歯医者って、海外だと何万円もするとか聞いたことあるけど。メキシコはどうなんだろう?
そういった心配を解決すべく、今回はメキシコの歯医者について、私の体験談をもとにお伝えします。
メキシコの歯医者ってどうなの?
金額【治療費は安い】
私の通っている歯医者でいままでにかかった費用です。
- 通常の診察代 200ペソ(≒1200円)
- 特別な技術を持つ先生の診察代 350ペソ(≒2100円)
- レントゲン代 150ペソ(≒900円)
- 歯の掃除 200ペソ(≒1200円)
- 食いしばりで歯が傷つくのを防ぐマウスピース作成 1500ペソ(≒9000円)
※()内の円は1ペソ=6円で計算しました。(1ペソ=5.8円 2020年2月現在)。
保険の適用なしでこの料金です。
どうです?安いですよね。
衛生面【問題なし】
衛生面も基本的には問題を感じたことはありません。
日本の歯医者のような、清潔感のあるかおりに受付から優しい雰囲気。。。とはいきませんが、
必要なものは全て揃っており、消毒などもきちんとしている様です。
唯一気になるところをあげるとすると、治療中に顔に水がシャーってかかったりしても、拭いてくれたり、タオルを顔にかけてくれず放置されることです。
顔がべちゃべちゃになるわけではありませんが、歯医者に行ったあとは多少のお化粧直しが必要になるイメージです。
ポイント【安くていい歯医者を見つける事。口コミ大事。】
特にわたしが住む街、モンテレイでは、住むエリアによって貧富の差が大きくあります。
なので富裕層が住むエリアの病院は高いです。
一方わたしが通っている歯医者は貧困層が住むエリアにあります。
エリアは貧困層ですが、スキルは確実で問題にあったことはありません。
以前働いていた会社の先輩が、様々な歯医者を渡り歩いた結果、ここが一番よかったということでおすすめしてくれました。
今ではその会社で働く日本人駐在員もみんな、その歯医者に行っています。
長く住んでいて信用できる人におすすめの歯医者を聞いてみましょう。
体験談【実際の治療時の先生とのやりとり】
具体的にどういった治療をしてもらったかをお伝えするために、体験談を書いてみます。
興味のない方は飛ばしてください。
2020年1月。
日本に一時帰国中にキャラメルを食べていたら突然ガリっという感触が。。。
恐る恐る確認してみると、なんと歯が欠けていました!
日本では住民票を入れていなかったので歯医者に行きたくなく、その場しのぎで2週間を過ごし、メキシコに戻った次の日に歯医者に駆け込みました。
もともと数年前に大きな虫歯があって、神経につくギリギリ前のところまで侵食していたけれど、なんとか神経を抜かず虫歯をとりつめものをしたところがあったのですが、今回はその歯が欠けてしまっていました。
そのことを先生に伝えると、
「じゃあまずはレントゲンをとりましょう。150ペソですけどいいですか?」
と確認してくれます。それでおっけーと伝えるとレントゲンエリアに通され、レントゲンを撮られます。
レントゲンを確認した先生の提案としては、
「今入っている詰め物を一旦とってみる、それで虫歯の状況を確認し、神経に達していないならまた新しい詰め物を(欠けた部分も含めて)かぶせて完了、もし神経に達してしまっている場合は、神経をぬくことになります。それでいいですか?」
とのこと。きちんとこれからする治療の内容を伝えてくれます。
「それでいいです」と伝え、治療開始。
治療時はもちろんきちんと消毒し、マスクや手袋を使って治療してくれます。
今回は結局、幸い神経にはまだ届いていなかったので、その場で詰め物をして完了。
沁みることがあったらこの歯磨き粉を使ってね、と、試用品の小さな歯磨き粉を大体いつもくれます。
それで受付に行き、お会計をして終了。
保険を適用させたい方は、最後に領収書や先生からのレターなど、必要な資料をもらうのを忘れない様にしましょう。
いかがでしたでしょうか?メキシコ生活の想像がなんとなくわいたでしょうか?
それでは、また~。
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