最近あるメキシコ人からよくメッセージが来るんだ。
遊びにいこうって誘われてるんだけど。これはアタックされてるのかな?
メキシコ人ってラテンだからロマンチックそうなイメージだけど、恋愛観って日本人と全然違うのかなぁ?
それはアタックされてるのかもね。
メキシコ人の恋愛の仕方はやっぱり日本人と違うなって感じるよ!
驚くようなことがたくさんあるから紹介するね。
デートする前に知っておいて損はないと思うよ!
メキシコ人やラテン人はロマンチックで情熱的…というイメージがありますが、本当はどんな感じなのか気になりますよね。
ということで、今回はメキシコ人との恋愛について。
実際にメキシコ人と関わってみて驚いた事、日本人の感覚だと慣れるのに時間がかかった恋愛における文化の違いをご紹介します。
メキシコ人男性を彼氏にする前に知っておきたい恋愛観
想像はしていたけど、本当にロマンチック
ラテン人はロマンチック、というイメージがありますが、その通りでした。
かけてくる言葉がまずとにかく甘い。甘い。甘すぎる!
女性を呼ぶ時はいつもMi amor, Mi princesa(僕のお姫さま), Mi reina(僕の女王さま)…
などなど。
「今日も綺麗だね」
「君と一緒にいるだけで他には何もいらないよ」
と言った言葉も日常茶飯事的にかけてきます。
私が最近、「スイートだな〜」と思ったのは、月の写真とともに送られてきたこのメッセージ。
“今日は月が綺麗だよ。月を見て、君の瞳を思い出しているよ。”
日本でも、小説家・夏目漱石が、英語の I love youを「月が綺麗ですね」と訳した、という話がありますよね。
趣を大切にしつつそんなポエマーのような言葉をもらったら…割とドライな日本人にそんなスイートな言葉をかけたらもうイチコロです、よね、女性のみなさん?笑
また、お花や風船、プレゼントを贈る男性がとても多いです。しかも真っ赤な薔薇の花束とか!キザですよね~。
メキシコでは、お花やプレゼントを宅配で送るサービスが充実しています。
例えば彼女の誕生日。彼氏も彼女も、お互い仕事に行かなければならなくても、男性が女性の働いている会社にお花とプレゼントを送ります。
それが会社の受け付けに届き、女性側のデスクに届けられ、みんなに「ふぅ~♡」って言われます。笑
家に帰ったら「誕生日おめでとう」と書かれた巨大風船が届いていたりします。プレゼント攻撃強めです。
恥ずかしいような気もしますが、遠くにいても女性を喜ばせようという気持ちは嬉しいですよね。
いつもメッセージしていたい
メキシコ人がよく使うメッセージアプリはWhatsappと言います。
恋愛面だけでなく、常に家族や友人などと連絡をとっているメキシコ人。
なので、恋人や好きな人に対しても連絡がとても頻繁です。
既読スルーという概念はメキシコにもあり、メキシコ人も、やはり既読スルーされる事を好みません。
でも日本の場合だと、既読スルーされたらそれ以上追って連絡はしない、というのが、ちまたで言う”恋愛テク”じゃないですか(違います?笑)。
一方メキシコ人は、返信が来てなくてもそんなことおかまいなし。
30分くらい既読スルーすると次のメッセージがどんどん送られてきます。
このメッセージの嵐には、慣れるまでは疲弊します。笑
どこに行くにもいつも一緒
彼女の友達の家でBBQ、彼氏のいとこの誕生日会、彼女の友達の結婚式…
いろんなイベントに、恋人同伴で参加します。
メキシコ人は社交的な人が多いですが、それはやはり、パーティで知らない人とも会う機会が多いからだと思います。
例えば私が、友人に誘われてある飲み会に行くとします。
すると、参加者の半分くらいは、そこに集まった友人たちの恋人=初対面の人。
恋人の高校時代の友人の集まりに呼ばれたら、もちろん集まっているのは彼の友人とその恋人なので、私にとってはみんな知らない人。
メキシコ人はおしゃべり好きですぐみんなと仲良くなれる人が多いので、知らない人ばかりでもそこまで苦にならないイメージがあります。
でも、そういった状況にあまり慣れていない日本人の私にとっては、スペイン語で彼らの高校時代の話で盛り上がられても、なんのことだかさっぱり。
始めのうちは「もう家に帰りたいな~」と思う瞬間がよくありました。
セルフィがたくさん送られてくる
メキシコ人は、気になる人に対して自分をアピールする為にセルフィをよく送ります。
これは、慣れるまで本当にとまどいます。笑
恋人じゃない人から一方的に寝起きのセルフィを送られても、返信にすごく困ります。
始めのうちは”Qué guapo!”(かっこいいね)などと建前で返していましたが、本気で言っていると思われ、私も彼のことを気に入ってるように受け取られてしまったので、最近はスルーする事にしました。
他にいい返し方があったら教えてください。笑
セルフィを送ってくる人は、こちらからもセルフィを送る事を期待しているんだと思います。
もし自分もその相手の事を気に入っている場合は、セルフィ返ししたらいいと思います。
ただ、信頼関係ができるまでは、キワドい写真はやめておいた方が無難です。
男性が女性の靴ひもを結んであげる
メキシコ人男性はとにかく女性をお姫様のように扱います。
女性にご飯をおごる、家まで迎えにいく、車のドアを開ける、などを普通にしてくれるので、ジェントルマンですごく素敵だなと思います。
しかし、男性が女性の靴ひもを結んであげるを初めて見た時はびっくりしました。
カップルで道を歩いていて、女性の靴ひもがほどけてしまったら、男性がしゃがんで結びなおしてあげるのです。
女性はその間、当たり前のようにふるまっています。
「自分の靴ひもくらい自分で結べよ…」と思わず口からでてしまいそうですが、そこは郷に従いましょう。
すべての女性はプリンセスなのです。
すごいアタックしてくるのに、諦めもすごく早い
ロマンチックなメキシコ人は、気になる人ができるとアタックを始めます。
甘~い言葉をふんだんに使ったメッセージからデートのお誘い、プレゼント攻撃までいろいろやってきます。
「この人はすごい私のことが好きなんだな…」と思ったのも束の間。こちらにその気がなかったり、まだそこまでの覚悟ができずに曖昧にしていると、突然ぱったり連絡が来なくなったりします。
昨日まで一日中連絡してきてたのに!と驚くくらいの身の返しの速さです。熱しやすく冷めやすい、とはまさにこのことですね。
SNS上でブロックすることが割と頻繁にある
メキシコ人は恋愛体質の人が多いというか、常に、恋人のような関係の相手がいる人が多いです。
恋に落ちる回数も多い。その分、別れの数も多い。
そして、何かの問題が原因で別れたり、連絡をとらなくなった場合に、相手をSNS上でブロックすることがあります。
しょっちゅう、というほどではないんですが、日本にいるときは、SNS上で誰かをブロックするなんて考えたこともなかったので、それと比べると、メキシコではブロックした・された、という話を聞くことが圧倒的に多いです。
ブロックされるとそれなりにショックだし、付き合ってるのにブロックされたという話を聞いたりするともうなんだか意味がよくわからないし、なんだか激しい世界に来てしまったな…と気が遠くなることがあります。笑
いかがでしたでしょうか?いろんなメキシコ人がいますが、恋愛観の違いを乗り越えて素敵な恋愛ができることを願っています!
それでは、また~。
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