Hola, タコスを愛するみなさん!
お元気ですか?
私はメキシコから帰国してもう8ヶ月、突然襲ってくるメキシコへの恋しさと日々闘っています。
友達、音楽、カルネアサダ…
恋しいものはたくさんありますが、やっぱりなんといっても突然襲ってくるタコス欲には、耐えられないものがあります。
Twitterでメキシコ在住のみなさんが日常のタコスの写真をアップしていると、あぁ…タコスを食べるためだけにでもメキシコに行きたい…!!と、日々欲望と葛藤しています。
そんなわけで、少しでもタコスへの欲望を発散するために、#タコ活、はじめました。
タコ活とは、ご想像のとおり、「タコス活動」です。
日本のおいしいタコス屋さん、メキシコ料理やさんを気まぐれに訪れて、そのレポートをブログに残して行きたいと思いますので、タコスに魅力されているそこのあなた!ぜひお付き合いください。
というわけで、記念すべき1件目のタコス屋さんはこちら!!!
東京·広尾 サルシータ
東京メトロ広尾駅から徒歩3分。
有栖川公園のほうへ向かって歩いていくと見える、素敵なテラス席のあるイタリアンコーヒー屋さん、の向かいにあるメキシコ料理屋さんです。
地下にあるので少しわかりにくいですが、実は本場の味が食べられるメキシカンレストランとして有名なんです。
メキシコに関わる仕事をしている方の中には、常連!という方も。
メキシコに詳しい方々がイチオシするということは、本場の味にとても近いのかな?と期待もふくらみます。
今回お店を訪れたのはGW初日。
すぐ満席になるらしい、とのことで、11:45の開店と同時に到着。メキシコ人と思われる店員さんが、窓側の席に案内してくれました。
渡されたメニューを見て...わたしは大興奮!
メキシコでよく食べていたメニューがずらりと並んでいます。
タマレスやポソレ、ノパル(ウチワサボテン)など、日本ではなかなか入手できない食材をつかった料理がたくさん!
全部食べたい…!
たくさんありすぎて迷っていると店員さんがヘルプに来てくれました。
ランチセットメニューはサラダorスープ付き、ドリンク付きでボリュームもあってお得、とのこと。
悩みに悩んだ結果、今回オーダーしたのはこちら。
友人と2人での訪問です。
- ナチョス
- ランチセット エンチラーダス+カルニータスのタコス1P
- カルニータスのタコス2P
- 鶏肉のタマレス
どれも最高においしかったです!
ひとつひとつご紹介していきますが、まずはお店の様子から。
サルシータ 店内の様子
内装全体、ザ·メキシコ!たくさんのテキーラ、カラベラが並び、カラフルでかわいい~。
お客さんは、3分の1くらいが外国の方だったと思います。広尾という立地的に、外国の方が多いのでしょうね!
お客さんの層は様々。7歳くらいのお子さんを含む家族連れ、友達、カップル、カウンター席があるのでお一人様も。
店内はそこまで広くなく、12:30くらいには全席満席になり、外にお客さんが並んでいました。
かわいい店内を眺めていると、ついにお食事の登場です!
サルシータの料理1 :ナチョス
まずは…ナチョス!
トルティージャチップスにフリホレス(豆をペースト状にしたもの)、チーズ、サルサがかかっており、サイドにはクリームとアボカドが。
うん、間違いなく美味しい!ビールが飲みたくなりますね。
余談ですが、メキシコではナチョスってあまり食べませんでした。映画館くらいでしか食べなかった気がします。
私だけ?メキシコ在住の皆さんは、ナチョスよく食べますか?
サルシータの料理2 :タマレス
タマレスとは、とうもろこしでできた生地に具をつつみ、それをとうもろこしの皮で包み、蒸したものです。
地域によってはとうもろこしの皮ではなくバナナの皮を使うところもあります。
今回のタマレスはバナナの皮でした。バナナの皮で包むのはベラクルス州(メキシコ東部にある港町)スタイルだとか。
久しぶり、タマレス!
(1つなのでタマルじゃん!というスペイン語話者からのツッコミはさておき…)
バナナの皮をあけるとこんな感じ。
日本でいうと、ちまきに近いイメージかな?
口にいれた瞬間、メキシコの思い出がフラッシュバック!
メキシコの味を完全に再現していました。
(むしろ私が住んでいた地域で食べていたタマレスよりおいしかった…)
バナナの皮の香りがふわっと漂う中、とうもろこしの生地がしっかり味を主張。
煮込んだ鶏肉もしっかり深い味わいがあって、まさにメキシコの味!
懐かしくて、泣きました。
私が住んでいたメキシコ北部の街モンテレイは、タマレスがおいしくない地域と言われています。
たしかに、メキシコ在住時はよく職場の誕生日パーティなどで食べていましたが、当時は「正直、わざわざ買ってまで食べるものではないかな」と思っていました。
同僚の日本人も、「タマレスは苦手だから食べない」という人もいました。
しかし、メキシコ在住歴が長くなるにつれ、タマレスが食べたいな、とふと思うことがたまにありました。
そして、日本に帰ってタマレスを見て興奮している自分。
「わざわざ買ってまで食べるほどでもない」と思っていたタマレスに、500円を払って食べている自分。
人間とは不思議なものですね。
タマレスの思い出を少し語りすぎてしまいましたね。
サルシータの料理3 :カルニータスのタコス
ということで、お次はこちら。
カルニータスのタコスです。
カルニータスとは、メキシコのタコスの定番メニューのひとつ。
豚肉をラードで数時間煮込んだもの。とってもジューシーでやみつきになります。
これもメキシコでお昼ご飯によく食べていましたね、懐かしい!
タコスラバーのみなさんはご存知かと思いますが、タコスの皮であるトルティーヤには、種類が2つあります。
とうもろこしのトルティージャと、小麦粉のトルティージャです。
メキシコ人はとうもろこしのトルティージャが好きな人が多いといわれています。
小麦粉のトルティージャは、インドカレーのナンのようなイメージなので、日本人の口には小麦粉のトルティージャが合うと、巷では思われています。
日本のスーパーで売っているトルティージャも、小麦粉のトルティージャがほとんどですね。
このお店のタコスは、ちゃんとメキシコ人が好むとうもろこしのトルティージャでした。
美味しいタコスかどうか、美味しいレストランかどうかはトルティージャの味で決まります。
ここのとうもろこしのトルティージャは…
100点!
香りがあって、お肉との相性ばっちり。おいしーい!!!
お肉もジューシー、そこに玉ねぎとパクチーのさっぱり感がプラスされ、サルサのピリッとした辛さがアクセントに!
ほんと、たまりませんねぇ。
サルシータの料理4 :エンチラーダス+カルニータスのタコス1Pのランチセット
そして最後は、友人が頼んだエンチラーダス+カルニータスのタコス1Pのランチセット。
まずはセットのスープがきます。
本日のスープはズッキーニのスープ。
コンソメ味の透明のスープに、ズッキーニが入っているのかな?と思いましたが、ズッキーニのクリームスープでした!
とても美味しそうでした。
そしてメインのエンチラーダス+カルニータスのタコス。
エンチラーダスとは、鶏肉やチーズなどの具をトルティージャで巻き、筒状にした上に、サルサをたっぷりかける料理です。
サルサにはサルサロハ(赤いトマトベースのサルサ)、サルサベルデ(緑のトマトベースのサルサ)など、いくつか種類があります。
今回のエンチラーダスは、具は鶏肉で、サルサはサルサロハでした。
サルサたっぷりでおいしそうなエンチラーダス!
アロスロホ(赤いご飯)とフリホレス(豆)もついて、メキシコを思い出します…
味も、想像通り、抜群!
ああ…Sunbornsのエンチラーダスイサ食べたい…
今回は緊急事態宣言中でお酒の販売はありませんでしたが、お店のホームページを見てみると、ノンアルコールビールの販売も開始したようです。
感染対策をしっかりして、美味しいメキシコ料理を味わってみてくださいね!
スペイン語を学んでタコスを食べにメキシコへ!
タコス、美味しそう!タコスを食べに、本場メキシコに行ってみたいなぁ!
と思ったあなた。
メキシコ旅行をさらに楽しくするために、スペイン語を学んでみませんか?
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スペイン語を話せるようになると、現地でメキシコ人と話しができてとっても楽しい旅になること間違いなし!
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それでは、また~。
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